hogeとはワイルドカードのようなものです。日々起こった、さまざまなこと −すなわちワイルドカード− を取り上げて日記を書く、という意味で名付けたのかというとそうでもありません。適当に決めたらこんな理由が浮かんできました。
12/05/2002 方言
■ 方言
おらだんちゃ 川津の健男児
じゃにかて じゃにかて えっとかて
なんぼ お前が えばっても
最後の勝利は おらだんち
おらだんちゃ 川津の健男児
出る時ゃ ちゃっちゃと かっかとが
梅干し 鰹に 茶碗酒
景気を付けて 出たもんだ
母校(小学校)の応援歌第2の歌詞。もう何言ってんのか全然分からん。「じゃにかて」って何? つーか小学生に「茶碗酒」は…。
イヤそんなことよりなんでいまだにこんなん覚えてんだ俺。
12/05/2003 ぐお
■ [日記][音楽] Train Of Thought
欲しすぎる.近いうちに買うぞ.ついでに行きたすぎる.ぐああ.
■ [戯言] 公開鍵のメルヘン
公開鍵は恐ろしい,というお話.
ある国に子供がなかなかできない王様とお妃様がいて,やっと姫を授かったので喜んで大宴会を開いたのですが,
お皿の数が足りなかったために魔女を一人だけ呼びませんでした.
魔女は怒り,パーティーに乱入して
「王女は 15 歳になったら "公開鍵" に触り,膨大な素因数分解や離散対数問題を解くか,"公開鍵" とペアになっているはずの "秘密鍵" を使わなければ眠りから覚めないようになるだろう.」
と不吉な予言を残して去って行きました.
15 歳になり姫は好奇心から "公開鍵" に触ってしまい,
予言通り眠りの世界に入ってしまいました.そして城の全ての人々も.
やがて城のまわりにはイバラが生え茂り,
ついには城を取り囲んでしまいました.
美女がいるという噂を聞きつけた若者が何人も
そのイバラの餌食になっていきました.
そして 100 年たち,ある王子が通りかかり,
美女の噂を聞きつけたその王子が入ろうとすると,
イバラが自ら道を開け王子を通し,そしてまた道を閉じてしまいました.
中にはいった王子は噂通りの美しい姫に思わずキスをすると,
なんと姫は目覚めました."秘密鍵" とは王子のキスのことだったのです!
姫は,王子を見て懐かしそうに微笑みました.
そしてお城中は目覚め,二人は結婚しました.
そして幸せに暮らし,5年経ったある日のこと.
王子はおかしくなったように笑い出し,
「私はあの時の魔女だよ.私はお前の親に受けた仕打ちの仕返しに,お前に嫌がらせをしてやろうと決めたのさ.お前を私の "公開鍵" で封印して誰も起こせないようにして,皆が忘れた頃に "秘密鍵" でお前を起こす.そしてお前は私の罠にまんまとかかって,王子の姿をした私に惚れてしまったというわけさ.」
王子の姿をした魔女はこう言い放つと,霧になって消えてしまいました.
心から王子を愛していた姫は悲しみにくれた末,
自ら自分の "公開鍵" に触れ,眠りにつきました.
同じように城全体は眠ってしまいましたが,魔女のような魔力はなく,イバラで覆われるようなことはありませんでした.
そしてまた 100 年がたち,ある王子が通りかかりました.
王子は眠る姫を見て一目惚れしてしまい,何とか姫を起こせないものかと考えました.
「そういえば "公開鍵" で眠りについた者を起こすには膨大な素因数分解を行わなければならないと聞く」
王子は早速自分の国の研究者を 292 人呼び,姫の状態から,何と姫の "秘密鍵" を知ることができたのです.292 人で 5.2 ヶ月もかかる大きな作業でした.
王子は姫の "秘密鍵" を使って,姫の眠りを覚ましました.
姫が王子を見ると,なんとあの心から愛していた王子にそっくりではありませんか.
姫は魔女の事を思い出し,悲しみに泣きだしてしまいました.
それを見た王子はこう言いました,
「何があったのかは存じませんが,私はあなたを一目見て好きになってしまいました.どうかそんな悲しいお顔をなさらないで下さい.あなたの悲しそうな顔を見るために素因数分解などしたのではありません.」
姫はその言葉を聞いて,この王子は魔女などではなく,本当に苦労をして自分の目を覚ましてくれたのだと知りました.
王子は
「どうか私と結婚して欲しい」
と続けました.
姫は,小さく頷きました.
それから,姫と王子は年代の差に困惑しながらも幸せに暮らしたということです.
電子署名のメルヘンは今のところ思いつかないなあ.
□ 雪だるま [そのうち自動で電源が落ちるようにな(ry ]
□ saino [今の内にミラーリング組んでおくとか... ]
□ atzm [電源は関係ない! てかまじで代替 HD 用意した方がいいのかも.今データ消えたら死ねる……. ]