hogeとはワイルドカードのようなものです。日々起こった、さまざまなこと −すなわちワイルドカード− を取り上げて日記を書く、という意味で名付けたのかというとそうでもありません。適当に決めたらこんな理由が浮かんできました。
07/29/2003 げふ
■ [Linux][ソフト] BASIC on Linux
あー,TAKOでも動かせってか?
■ [Gentoo] あくあ
usataさんが作者さんに連絡を取ってあくあフォントを本家ツリーに登録して下さった模様.ライセンスの追加までしてある…素晴らしい.
ライセンスを眺めてて少し思ったのは,実際日本のWindows/DOS向け(?)から始まったフリーソフトは同じようなライセンスが適用されてる場合が多いから(例えばLHAとかね),どうにかまとめるような案があれば良いんじゃないかなーとか数分妄想.たとえば
(AT YOUR OWN RISK) 一時配布 | + 二次配布の可否(条件) | + 使用料無料 | | | + 商用の可否(条件) | + シェアウェア
とかいう形になってるのがほとんどだと思うんだけど*1,これをオブジェクト指向的に継承して,最終的なオブジェクトに細かな違いを付け加えると,あらびっくりライセンスの出来上がり.
…なーんてうまくはいかねーんだろーなー.
■ [Gentoo][メモ] GentooJP オススメ日本語デスクトップ環境 GLAD
use emacs で有無を言わさずnavi2chを入れる仕様にちょっと笑ってしまった.chroot環境でも作って試してみよかな.てことでメモ.
■ [日記][Linux][Tips] うぎゃ
面白いことになってますよウチのマシン.
$ ls /var/lib/init.d
deptree failed failed snapshot/ softlevel softscripts/ started/
deptree failed options/ snapshot/ softlevel softscripts/
XFSのテーブルが一部破壊されたくさい./var/lib/init.d が腐れたおかげでGentooシステム全体に影響が出とる.被害が拡大しないうちに重要なデータと設定ファイル群を退避してext3とか当たり触りのないファイルシステムに移行した方が良さそうだ.
くっそー,ルートが腐ると復旧しづれぇ./var パーティション分けときゃ良かった.
■ というわけで
ファイルシステムの移行完了.このマシンは
$ df -h
Filesystem サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/hda2 5.0G 708M 4.0G 15% /
/dev/hda3 31G 13G 19G 41% /usr
/dev/hdc1 111G 40G 65G 39% /home
という構成なので,ルート直下にあるファイル群をいったんhomeに退避させることにする.その際,動作してるシステム上でコピーすると色々ヘンなことになりそうなのでブートCDを使用してHDDをマウントしてコピーする.
# mkdir gentoo
# mount -t xfs /dev/hda2 gentoo
# mount -t ext3 /dev/hdc1 gentoo/home
# mkdir gentoo/home/backup
# cp -rp gentoo/{bin,boot,dev,etc,lib,mnt,opt,proc,root,sbin,sys,tmp,usr} gentoo/home/backup
ここで,/varはおかしくなったものをコピーしないように注意しながら作業を行う.
# mkdir gentoo/home/backup/var
# cp -rp gentoo/var/{cache,db,empty,games,lock,log,mail,run,spool,state,tmp} gentoo/home/backup/var
# mkdir gentoo/home/backup/var/lib
# cp -rp gentoo/var/lib/{canna,iptables,misc,slocate,texmf,xdm,xkb} gentoo/home/backup/var/lib
おかしくなった var/lib/init.d をコピーしないのがミソ.
コピーが無事終了したら,ドライブを全てアンマウントして,念のためゼロクリアして*2からファイルシステムの再構築.
# umount gentoo/home
# umount gentoo
# cat /dev/zero > /dev/hda2
^C
# mkfs -j /dev/hda2
それが終わったらさっきバックアップしたファイルを元に戻す.
# mount -t ext3 /dev/hda2 gentoo
# mkdir gentoo/home
# mount -t ext3 /dev/hdc1 gentoo/home
# cp -rp gentoo/home/backup/* gentoo
あとはfstabを書き換えてからアンマウントしてリブートするだけ.
07/29/2009 ふむ
■ [戯言] なんというか
僕はもう完全に職業プログラマと化していて,コードを書くことに何の喜びも感じない.むしろ苦痛だ. 最近はもはや業務時間のうちコーディングの占める割合の少なさから,プログラマというよりも SE に近い気がするが. まあ,SE 的な調整だの管理だのという業務はもっと苦痛だ.
はっきり言って,誤解を恐れず言い放ってしまえば,僕は僕自身が面白いと思えるものを作ることができないのなら,そんなものには何の魅力もないと思っている. それが他人にとって有益かどうかなど知ったことではない. もちろん,僕と他人の利害が一致して双方が幸せになるのなら,それはそれで嬉しいのだが.
対価を貰っている以上,個人の好き嫌いでコードを書けるわけなんかない. 嫌いでも退屈でも納得いかなくても,要求に応え一定以上の成果を収め続けるのがプロというものだ (もちろん,信念を曲げてまでと言うつもりはない) が,これがあまりにも長いこと続くとさすがに辟易もしてくる. そういう意味では僕はまだアマから抜け切れていない.
何が言いたいかというと,別に何も言いたくはないのだけれど, プログラミングというか IT 技術というか, とにかくそういうものが嫌いになりそうなのよね. プライベートで「こんなの作って」って言われても 0.3 秒で No と答える自信がある.
まあもともと IT とかいうものはそんなに好きじゃなかったんだって,かなり前に気付いてたんだけどね. 好きだったのは創造であって,それが IT かどうかなんてどうでもよかったのさ.
■ [戯言] はて
Kalevala の Ty zh mene Pidmanula の冒頭がおよげたいやきくんを思い出させてびびる.
□ RYo [プロ=要求に応えて対価をもらうだけではなく、対価をもらうために提案するというのも十分にありだと思います。 それ以外の..]
□ 雪だるま [まぁまぁ飲もうじゃないか! ]
□ atzm [> RYo そこで言う提案というものは品質工学とかそういった分野的に「潜在要求」と呼ぶのだよ. > 雪だるま 膳を..]
□ rethi [趣味は趣味とするか、ってとこかねぇ。 職業サラリーマン化するかどうかとも言うかもしれん。 自分もそうだったし、最近..]
□ atzm [対価の質と量は客観的な評価基軸になるので,あくまで主観である満足感のあるなしで対価の要求度合いが変わるのはあまりいい..]
□ rethi [理屈で言えばその通り。 とはいえ、理屈で納得できなくなってくると(感情的になると?)、 現実として要求しちゃう人のが..]
□ usata [ライセンスはどうしようか迷ったのですが(free-noncomm のままでもいいかなと)、作者の方に連絡してこうする..]
□ atzm [やっぱり作者の方の意向が最優先ですよね. ブラウザであくあフォント,和んで良いですよねー.:D ]