hogeとはワイルドカードのようなものです。日々起こった、さまざまなこと −すなわちワイルドカード− を取り上げて日記を書く、という意味で名付けたのかというとそうでもありません。適当に決めたらこんな理由が浮かんできました。
02/17/2003 CFLAGS
■ CFLAGS
おぉ、こりゃ便利。こいつをタイプに合わせてひょいっと/etc/make.confに書き込んでやれば良いわけね。
…しかし俺みたいなNorthWoodなCeleronはどうすりゃいいんだ? 今は-march=i686でやってるけど、なんか-march=pentium4でも大丈夫っぽい。
…ふーむ、ハードウェアに疎いのもいい加減克服しないとなぁ。0.13μやら0.18μと言われても何のことやら。
■ てなわけで
上記の流れで
# emerge -e world
って感じに-march=pentium4で全てを作り直してるわけですが、今考えたらOS入れ直しとほとんど変わらないな。1.4_finalが出るまで待てば良かったかなぁ。
■ 人形
そういや「最近のヒロシ。」にて書かれていた「リアルドール」とやらを検索してみたんだけど、蝋人形みたいでエライ恐かった。どーもこういう造形物を見ると広島の原爆記念館を思い出し、果てははだしのゲンにまで行き付く。
■ 歯
またもや親不知のヤロウが痛みだした。普段食べ慣れない甘いものをバクバクと食ってたせいか? うーむ親から譲り受けた丈夫な歯もこれまでか…?
■ びっくり
環境変数PATHに . を追加してbash系ならexport、csh系ならsetしなきゃ*1、カレントの実行ファイルを補完することなんかできるわけないじゃん。一年生の演習をやり直して下さい某氏。
ちなみに環境変数PATHに . を通すことは滅多にするもんじゃないと思います。いろいろ問題があるので。
*1 あるいはコマンド先頭に./を入れるか。
02/17/2005 ふむ
■ [戯言] mixi のあしあと機能と匿名性
otsune さんとこの記事 を見て思った.以下は論点がずれてることを承知で書き殴ったもの.
あんなもん,やろうと思えばいくらでもプロキシじみたものを作れそうな気がするけどな.メールアドレスを大量に取得して自分を招待しまくって連携させまくって,中間に位置するアカウントを退会させてリンクを分断すればもう分かるまい.あとは巡回用アカウントとそうでないものを分けて使えばいいんじゃないの.
友達が一人もいない状態は許容されてないみたいだから,常用アカウントに使ってるメールアドレスを除いて,メールアドレスが最低 3 つあればできるべな.
常用 → 捨て1 → 捨て2 → 捨て3
の状態で,「捨て1」を退会させれば OK でしょ?
グローバルネットだって,MIX-net とかみたいな匿名通信路の技術を使えば簡単にはトレースできなくなる.
あんなもんにあまり意味はないんじゃないの.イヤならそれに対抗する手段を探す,あるいは開発して自衛せいよ.
■ [小ネタ] ゲームに託した想い。
うっダメ.まじこういうのダメ.涙腺が…….
02/17/2006 むう
02/17/2007 うむ
02/17/2008 ふむ
■ [戯言] ふむ
例えば楽曲なら,変に音が多すぎて違和感を生んだりする.
タイトル表示しかないスプラッシュスクリーンの意味のなさ.
デザパタを使えない箇所に無理矢理適用して難読化.
本質を捉えない謎のフレームワーク化による拡張性の激減.
義理チョコへのお返しにヴィトンのバッグ.
隣町まで飛行機で.
アマから抜け出せない人が陥りやすい蛇足,やりすぎ,嘘,大げさ,紛らわしい.
過ぎたるはなお及ばざるが如し.
02/17/2010 うへ
■ [Gentoo][Perl] g-cpan
中身どうなってんだろ? と思って初めて中身を見た.
4 秒で挫折した.
$ countperl /usr/bin/g-cpan | grep -A7 complexity | column -t -s"^I" complexity sub path size 122 {code not in named subroutines} /usr/bin/g-cpan 351 114 generatePackageInfo /usr/bin/g-cpan 229 23 stripdown /usr/bin/g-cpan 91 12 END /usr/bin/g-cpan 20 8 scanTree /usr/bin/g-cpan 16 3 strip_ends /usr/bin/g-cpan 16 1 exit_usage /usr/bin/g-cpan 5
02/17/2011 んー
■ [戯言] 判断
使えば使うほどに汚くなる雑巾のように,ソフトウェアもリポジトリもシステムも,度重なるアップデートに従って汚くなる. ダーティなハックをせざるを得ずやってしまった時は,雑巾で牛乳でも拭いてしまったとでも思えばいい.
確かにコストと効果を天秤にかけたとき,ダーティでもさっと効果の出る方法に振れてしまうのは仕方がないと思うし,それはそれでもいいと今は思う (短期/長期両方のコストを何となくでも想像出来ていれば). ただ,ずっと使い込んで,もう何も拭けないばかりか拭いたら余計に汚くしてしまうような雑巾は捨ててしまうように,ある程度のところまできたらソフトウェアやシステムにも捨てるべき時が必ず来る.
雑巾は分かりやすいから捨てるべき時が比較的分かりやすいけれど,ソフトウェアやリポジトリやシステムはどうだろう. 利用者はもとより,作っている人間ですら判断がしづらいこともある.
更に,雑巾の捨てるべき時が比較的分かりやすいというのは,1 人で使っている場合に限る. 人によって価値観は様々なので,ある程度汚くなったらもう使いたくない人もいれば,すり切れるギリギリのところまで使う人もいる. ソフトウェアやリポジトリやシステムも同様で,ある人にとってはもうダメだと思われているものでも,またある人にとってはまだまだ全然いける,と思われていることもあるはず.
この「捨てるべき時」をある程度正確に判断するために,また個人差を補正するために,何らかの合意された基準が必要なんだろう. そして,人間の流動性と年単位の時間を考えて,設けた基準は定期的に見直しをかけなきゃいけないんだろうな. しかし基準を作るところまではできても,「定期的に」「見直しをかける」というところまで徹底するのは難しい. その効果が目に見える形で現れるようにしないと続かない.
基準を作らずにどうにかする方法は,他にはもうスーパーカーチャンメソッドを使う形くらいしか思いつかない. つまり,「アンタまだこんな汚い雑巾使って! 新しいのに替えなさい!!」「新しい綺麗な服が欲しい? まだ充分着られるじゃないの! 贅沢言わないで!!」というやつだ. 上位層が権力を振るって半ば強制的に「捨てるべき時」を決める. ただしこれは往々にして不満を生みやすく,うまくいかないことも多そうだ. 「カーチャン」がその「雑巾」の状態をきちんと理解できているという前提条件も満たしている必要がある.
うーん,ただ雑巾とソフトウェアをかけて何か小話でも展開してやろうと思っただけなのに,何を今更当たり前のことを,という感じにオチてしまった.
□ あろは [>ゲームに託した想い。 こういう話に弱いので… 研究室でうっかり泣きそうになってしまいました… ]
□ atzm [そんなあなたに「たった一人の妹へ」を. むしろ研究室でうっかり泣きました. ]