hogeとはワイルドカードのようなものです。日々起こった、さまざまなこと −すなわちワイルドカード− を取り上げて日記を書く、という意味で名付けたのかというとそうでもありません。適当に決めたらこんな理由が浮かんできました。
09/12/2003 む [長年日記]
■ [Gentoo][alpha] む
linux-headers は os-headers に PROVIDE してるものとそうでないものがあるな…これのせいだったのか.一体なぜだ?
ついでに言うと KEYWORDS が妙だ.なんでバージョンによってこんなにバラバラなんだ? メンテナが違うってわけでもなさそうだしなぁ.
あーちなみに alpha-sources-2.4.21-r1 は kernel.eclass 中の addpatches でこけます.なんで ./addpatches なんてことになってたんだろう….
■ [Gentoo][alpha][メモ] Gentoo1.4_rc1-test4 インストール備忘録
DOS でフォーマットしたブランクフロッピーを一枚用意.ここから milo の lx164 と linload.exe を持って来て,前者は milo とリネームして,後者はそのままフロッピーにコピー.
MILO> boot sr:/boot/vmlinuz initrd=/initrd.img root=/dev/ram init=/linuxrc
ifconfig と route でネットワーク接続
パーティション切り直し(このとき MILO を入れるための FAT パーティションも作る)
パーティションをフォーマットしてマウント
stage[1-3]を展開
resolv.conf,hostname,make.conf などの諸々の設定ファイルを書く.とりあえず 164LX は EV56 と出たが,恐いので CFLAGS は ev5 のままにしておく.
chroot,env-update,source,emerge sync
emerge system 通らない.
色んなパッケージのバージョンが古いのと依存関係がおかしいことが判明.
とりあえず linux-headers-2.4.19-r1 を入れて gcc,python,binutils,portage をアップデートしてみる(順番は忘れた).
とりあえず system は通りそうな気配.でも油断は禁物.
現在に至る.とりあえず distcc は入れてしまわんとやっとれん.しかし,何にせよ一通り終わったら emerge -eD world だな.ちょい恐いわ.
■ そういえば
ドキュメントには ev6 以上の CPU を使ってるなら USE フラグに ev6+ というのをつけろ,と書いてあるんだけど,ev56 ってのは ev6 以上なのかどうかが分からない.うーん….
■ 続き
portage がおかしくなってた模様.2.0.49-r3 を入れたはずなのに実際には 2.0.3x が入ってた.そのせいかどうか知らないけど,全てのパッケージで merge 時に /var/cache/edb 以下のファイルを chown しようとして sandbox に引っかかるという現象発生.
とりあえず /var/tmp/portage/portage-2.0.49-r3/images の中の関係ありそうなファイルを手動でコピーしたのち emerge portage で直った.
■ さらに続き
portage が正常に動くようになったので諸々.ドキュメントを無視して sysklogd,dcron を入れ,alpha-sources を入れてカーネルコンパイルとインストール.ドキュメントにあった SRM が云々とかいうのは AlphaBIOS には関係ないと判断.ついでに MILO もフロッピーからコピーすりゃいいじゃん,と判断して無視.予め作っておいた FAT 領域にイメージをコピー.
ちょっと心配だったけどうまく起動したのでよしとする.
これにてインストールは完了.あとは環境構築だ.…これが一番長いんだけどさ.
あら。alpha 1台でも distcc できるんですか? distcc を提供するサーバの
ほうにクロスコンパイラを入れておけば理論上はできそうなんですが、やり
方を知っていたら教えてください (^^; どっかにまとめておくと喜ばれると
思います。
すみません,実はまだ試行錯誤だったり…(汗
もしできたらどっかにまとめてみますね.